篠栗九大の森は篠栗町と九州大学が共同で整備、管理している森。
中心をなす蒲田池を囲むように自然豊かな遊歩道があり、そのあちこちで
心癒される風景を眺めることができます。
特にオススメなのが「水辺の森」で、ヌマスギとも呼ばれるラクウショウの木立が
うっそりと水中から姿を表しています。
前回訪れたときは水量が少なく、「沼地に生えてる木々」という感想しか持てなくて
とても残念に思っていたのです。
なので今回は8月某日の大雨の後に満を持してやってきました。
惜しむらくは天候がいまいちで、水量は十分だけど大雨の後なので濁りが強く、
木々が湖面に映る姿を写し取れませんでした。
この鬱蒼とした感じがうまく伝わるでしょうか。
水辺はいつも少し怖いです。
ジブリの世界のようだという意見をよく聞きますが、私が写すとジャパニーズモダン・ホラーめいてくるのはナゼだろう・・・?
ちゃちなデジカメで写し取れる精一杯。
それでも木々はなんの衒いもなく、そこにいてくれる。
カメラの良し悪しなど彼女らにはなんの意味もないのだと改めて気づく。
ちなみにこれはスマホで撮ったもの。
こっちのほうが臨場感があっていい感じがします。
蒲田池を取り囲む木々は多種多様。
九大さんと地域の方のご厚意に守られている森。
お邪魔させてもらう際は感謝と節度を持たなくては、いつか立入禁止という
哀しい思いをするかもしれませんね。