此岸の傍観者

見たまま&気ままに写し撮ったものたち

海を見て山笠を見て風鈴を見た一日 ~福津市近郊ぶらぶら

山笠が終われば夏が来るーーーというのが博多での定説なのだが、未だに梅雨明けやらずの7月某日。

あれやこれやの用事をぎゅぎゅっと纏めて、どうにか昼前からのフリータイムをひねり出した行動力のご褒美なのか、天気は紛うことなき夏日である。

遠出には向かないが、近場で覗いてみたいイベントがあった。

 

 

それがコレ。 宮地嶽神社で催されている「風凛まつり」だ。

夏だしなぁ~いいよな、風鈴。 音色は涼しげだし。

ついでに海も見ちゃう? あ!魚も食べたいかな。 確か「鯛茶漬け推し」のイベントもやっていたハズ。

よし! 行っちゃえ(笑)と、そういう事になったのである。

 

で、まずは腹ごしらえのために「鯛茶漬け」を求めて福津の海沿いを走ってみた。

 

 

福津海岸名物のオシャレなカフェには縁が無い(笑)

 

 

けっこう風が強くて、舞い上がる砂塵に戦々恐々となるカメラ初心者。

 

 

何かよく分からないだろうが、今回唯一の生きものの写真。

 

 

 

・・・・さて、「鯛茶漬け」に辿り着くために今回は3件の店にフラれた。

夏シーズンで書き入れ時の「ネットで人気の店」に予約なして飛び込むのは無茶な話だ。

どの店でも30分から1時間待ちと言われ、ちょうど昼時でごった返す店先でポツンと待つのは些かシンドい為に店を転々としたのだが、コレが結果的に大当たりへと繋がっていくから世の中は面白いのである。

 

 

 

某レストランに目星をつけ、あとは車を駐車場に納めるだけ~♪と、ちょっと奥まった共同駐車場に入ってみるとコレである。

今年は天候が悪かったのと、飾り山の一つも見ることが出来なかった諸事情がウソのように、ヤマがそこにあった。

 

 

博多の山笠とは少々違えど、ヤマに関わる人達はみなエネルギッシュで無骨な優しさを持っている。

一度途絶えていたヤマを復活させた50周年の祭りに行き合う事など予想だにしていなかったので、関係者の邪魔にならないように写真を取るだけで精一杯だった。

 

 

まずは一番山の北流。

 

 

 

 

 

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続いて新町流

 

 

 

 

 

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しんがりは岡流。



 

 

 

 

当初は炎天下の馴染みのない街中をヤマを探して3箇所も廻らなければならないのか😨と悲観的になっていたが、津屋崎のヤマは非常にコンパクトに纏まっていて、方向音痴の人間には有り難いことこの上なしだった。

さぁ!!鯛茶漬けと山笠で元気チャージも完了!!

いよいよ宮地嶽神社の風鈴へコマを進めていこう。