ここのところ変なトークが続いていたのを反省し、「傍観者」に立ち戻るリハビリ回として、幾つかの「6月のお題」を選んでみた。
その①「棚田」
いつ見ても良いものだが、水を湛えた田んぼに若苗がちんまり座しているのは、来るべき未来を感じさせてくれて、とても嬉しい風景なのだ。
ここは福岡県東峰村にある「竹棚田」で、「日本の棚田百選」にも名を連ねている。
この東峰村を含む朝倉郡は先の九州豪雨で大きな被害を受け、現在も復興途中にあるのだが、これら命を繋ぐ営みが変わらず続けられている事にはどれほどの力尽くしがあったことだろう。
この梅雨が実りのためだけの雨でありますように。
その②「神社」
宗教的な素養はさっぱりなのだが、神社・仏閣・仏像は大好物である。
特に深く山に分け入った先にある神社にはとても心惹かれるものがあり、膝と股関節にトラブル持ちの身であっても、呼ばれるままに馳せ参じてしまうのだ。
こちらは東峰村の国指定重要文化財でもある岩屋神社本殿を含む、耶馬・日田・英彦山国定公園「岩屋公園」での撮影。
ほんの一部であり、入り口付近をウロウロしただけに過ぎないが、どの風景も身に染みるものだった。