此岸の傍観者

見たまま&気ままに写し撮ったものたち

椿を撮りに行ったはず・・・(^_^;) ① ~ るるパークまであとちょっと ~ 

-----しばらく異世界(笑)に耽溺していた。

現世が辛かったワケじゃない。

下手な写真が山ほど溜まり途方に暮れた挙句、現実逃避していたのだ。

でもなぁ・・・出掛けたいのだ。

カメラを持って。

そして「コレ!コレだよ!」の一枚を写したい。

そんなワケで現世でまた性懲りもなく、ドライブwithカメラな日々が再開する運びとなったのだが・・・。

さて、何を撮ればいいんだ????

桜はもちろん、梅にもやや早いこの時期の「文句を言わない被写体」を思いつかず、かと言ってドライブの日程は動かせない・・・(^_^;)

そこへ耳寄りな情報が降ってきた。

「るるパークにて椿祭り開催中」

------るるパーク? あぁ、「大分農業文化公園」の愛称なのか。

片道三時間半(もちろんNOT高速)の道中も手頃だ(←違うらしい)

ちゃっちゃと行って、ちゃっちゃと撮って、「凡庸な花図鑑」でも拵えよう。

そんな大甘な計画で「椿撮影会」が決定したのだった。

 

そして初っ端から計画がなだれ込む。

ナビ子が所要時間=三時間半と言うから開園時間に合わせて出発したものの、順調に進みすぎて予定よりだいぶ早く着きそうだった。

まぁ、遅くなるよりはいいが、ボケ~と時間を潰すのはなぁ・・・と眉間のシワを一本寄せた所で、「あ!そういえば・・・!」なネタを思い出した。

以前に「大分農業文化公園」近辺をリサーチした時に「時間が余ったら」を幾つかピックアップしていたのだ。

コレって冴えてんじゃない?とホクホクして寄り道すると-----何も無かった。

いや、倒壊間近の古い建物はあった。

あったが・・・それが求めているモノか判らないという始末。

さい先悪い・・・んだろうか?

でも花があった。

梅の花だ。

寄り添うように梅

 

これで充分だと思えた。

 

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程よく時間を調整し、さて本命へとアクセルを踏んで間もなく、今度は突発的に足止めをくらう事態に陥った。

「見ぃ~たぁ~ぞぉ~」

そう、道路に面して睨みをきかせる阿吽像をロックオンしてしまったのだ。

 

これは惹かれるしかない

-------石仏にナンパされる癖をどうにかしないと(^_^;)

だが、これも御縁だから仕方ないと車を停めて、彼らの元へ参じると「大当たり」が付いてきた。

 

大年社神社

質実剛健

何事を囁いておられるか

大年社板碑

大年社板碑

堅固な守り

------これがあるから道草はやめられないのだ。