此岸の傍観者

見たまま&気ままに写し撮ったものたち

熊本なんとなく遠征③ ~ 東陽町よかとこ撮り ~

熊本市内での目的をクリアし、さて!と時計を見れば「裏目的地まで充分行けるんじゃね?」という残り時間があった。

えぇえぇ、そうでしょうとも  ( ´Д`)=3

端っから行きたかったんですよ、八代市東陽町

でもね? 高速を使わず4時間超を走るのがちょっと骨だった(^_^;)ので、まずは熊本を第一関門とし、余力があったら東陽町をゴールとする・・・という、いささか狡い作戦だったのだが、結果は当初の目論見通り、東陽町まで難なく足を伸ばしてしまったのだった。

 

 

さて、八代市東陽町でのお目当てはふたつ。

ひとつめは生姜の揚げ物がトッピングされた「ちゃんぽん」を食すことで、ふたつめは「石工の里」とも言われる「石橋」を見ること。

ちょうどお昼時間に到着したので、さっそく第一の目的をクリアすべく、噂のちゃんぽんをいただく事にした。

 

揚げた生姜はサクサク

 

具だくさんのちゃんぽんが更にてんこ盛り

東陽町は「生姜の里」としても有名で、訪れた時期的もよかったため、めっちゃ美味しいちゃんぽんをいただく事が出来て、大満足(^o^)

これだけでも遠路はるばる来た甲斐があったというものだが、食したら動かねばならないのが世の常(笑)だ。

ここから車と歩きを駆使して東陽町巡りがスタート!

 

石工の里歴史資料館 石匠館

鍛冶屋下橋

鍛冶屋中橋

鍛冶屋上橋

 

旧重見橋

旧重見橋

旧重見橋

笠松

笠松

笠松

鹿路橋

谷川橋

 

谷川橋から「目と鼻の先」ほどの場所に佇む神社をお参りさせていただいた。

 

川俣阿蘇神社

川俣阿蘇神社

川俣阿蘇神社

なかなか渋くて趣のある神社さんだが、なにより驚いたのがこれ!

鳥居・・・そして保育園!

鳥居はあれど、保育園があってくぐれない。
しかも神社はその先で、参道はご覧の可愛いゲートに阻まれ歩けない(^_^;)

・・・これだから「行き当たりばったり歩き」は面白くて止められないのだ。

 

これは氷川沿いの風景

彼岸花も見納めかもしれない

新たな癖「花に蝶」

 

熊本なんとなく遠征② ~違いが撮り分けられない件~

もしかすると、もしかするかも~♪と少し早めにスケジュールを組んだおかげで、熊本市内での次なる目的地にはサクッと到着。

 



こちら「釣耕園」は、江戸時代の中頃、肥後細川家の五代目当主が作った「お茶屋」と呼ばれる別荘のひとつだそうだ。

エントランスの映える撮り方を知りたい

現在の所有者のご厚意で公開されている

何気に配されている石仏が絶妙

この距離感と両者の醸し出す雰囲気が秀逸

泰然自若

雲を耕し月を釣る

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その「釣耕園」に隣接するのが「叢桂園」と呼ばれる熊本藩の医学校”再春館”の師役・村井家の別荘跡である。

荒れた感じに写ってしまったが

入れば風景が一変



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「釣耕園」から歩くこと数分で、本日のメイン建築物「三賢堂」に到着。

 

円筒二重層の鉄筋コンクリートのお堂

熊本市出身の政治家・安達謙蔵が昭和11年、精神修養の場として建立したそうで、中には肥後の三賢人(菊池武時、加藤清正、細川重賢)の座像が祀られているらしい。

 

 

安達謙蔵の書斎「備於斎」

安達謙蔵の旧居「原泉荘」

 

熊本なんとなく遠征① ~ 「紅葉」に短し「輝緑」に長し的な?

・・・今回のタイトルはいつにもまして酷い(^_^;)という自覚がある。

ネーミングセンスが悪いのはともかく、何と言うか今回はちょっと・・・色々と「足りない」のを承知で遠征したのだから。

 

 

こちらは、「くまもと水の迎賓館 お手水の森」と呼ばれている憩いの場である。

 

 

メタセコイア並木のすらりとした美しい立ち姿に感服。

 

 

水面に映る木々も枝葉も過ぎゆく季節に気を取られがち。

 

 

 

 

 

  ↑ これ、撮った本人もよく判っていなかったのだが、トンボである。

新たな「癖」として「昆虫」が加わったらしい・・・(^_^;)

 

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前述もしたが今回の遠征は「紅葉には早すぎ」「木々光る緑には遅すぎ」更には「彼岸花はとっくに終わり」「コスモスは未だに把握できず」という「ならばナニを撮れと?」と頭を抱えるような時期の事で、消去法でいけば「建物」か「水辺」しか残っていなかった。

ならばとネットをアレコレ突いていたら、「水の都百選」にも選ばれている熊本が燦然と姿を表し、しかも程よく観光エリアから離れた水源地には歴史的な建物も!!

これは準備不足を棚上げしてでも行くしかない、と某企みをこっそり秘めつつ国道3号線に進路を取ったのだった。

 

 

6月の積み残し② 菖蒲祭りIN宮地嶽神社

なんでこんなオオゴトを忘れていたかなぁ???

・・・あぁ、アレだ。 

撮影先を詰め込みすぎた結果、撮れ高が過ぎてしまい分割掲載を企んだものの途中で気力が尽きてしまった、という所謂「キャパオーバー」(^_^;)

だが見返してみても、そんなに「やっつけ撮影モノ」な感じはしないので、時期外れはご勘弁願いつつ、今回もよろしくお願いします。

 

ベタ中のベタ。 でも王道

 

 

宮地嶽神社には絶妙な撮影スポットが多数ある

 

 

 

この狛犬さんは最愛

 

 

 

金色(こんじき)

 

 

 

ライトアップの向こうにぼんやりと月

ライトアップされた菖蒲+本殿+月・・・欲張りすぎ

 

この場にふさわしい仄暗さ

 

宮地嶽神社といえば「光の道」

 

6月の積み残し  その①

 

うっかり・・・と言うより、面倒くさがり屋の本領で、ついつい後回しにしてしまっていた写真の整理にようやく手をつけたと思ったら

「・・・コレって夏前??? え??? 6月???」

という恐ろしいものを発見してしまった(^_^;)

そんなに「激推し」というモノでもないのだが、せっかくなのでココでご披露。

 

高住神社  このしっとり感が素晴らしい

 

御神木もどっしり

小猿さんと見紛うばかりに可愛い狛犬さん

こちらも愛らしさの極み

 

英彦山神社へ、いざ!

 

素朴で懐の深さを感じさせる本殿

 

今回の大本命 ヒコサンヒメシャラ

 

英彦山で発見されたため、その名を冠するそうだ



姫沙羅という名に恥じない

 

この花を求めて英彦山



こういう「ひょっこり系」が大好きだ







残暑ぶらぶら徘徊中

9月も半ばを過ぎたというのに、この暑さはなんなんだろう。

果たして今年の秋の花々は、無事に開花を迎えられるのだろうか?

何よりも暑さにしてやられて「カメラ空白期」が積もりに積もっている。

そんな危機感に背中を押されるままに「被写体未定」のぶらぶら撮影ドライブへ出かけてみたのである。

ここ一番! 窮地を救う彼岸花

ボリューム不足?

黄色の花は正義!

定番になりつつあるwith昆虫

暑さのせいで虫も警戒心が薄い

蝶はより億劫そう

久しぶりにバッタを発見

ここまでは比較的ご近所での庭先散歩写真だが、日傘もささず住宅地を徘徊して撮った写真が「花」と「昆虫」という地味さ(^_^;)が、もはや持ち味なのかも・・・。

 

鳥居と階段も最強タッグ

こちらはちょっと足を伸ばして訪れた久留米の「高良大社」。

巨大な観音像が鎮座する成田山との二択だったのだが、今回は涼し気なイメージが勝るこちらにお邪魔することとなった。

登りきった最上段から見下ろせば

端正かつ荘厳

今回の気づき・・・「アレって」

これは龍だと思う

これは鬼かな?雷さまかな?

もしかすると「風神・雷神」?

・・・こうなってくると、もう少し仕事をしてくれる「望遠レンズ」が欲しくなるところだが、まだまだ腕に見合わない(笑)ので、精進一択。

 

おおらかな御神木

 

福岡回遊 ~ 6月のお題 ①棚田 ②神社

ここのところ変なトークが続いていたのを反省し、「傍観者」に立ち戻るリハビリ回として、幾つかの「6月のお題」を選んでみた。

 

その①「棚田」

いつ見ても良いものだが、水を湛えた田んぼに若苗がちんまり座しているのは、来るべき未来を感じさせてくれて、とても嬉しい風景なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

ここは福岡県東峰村にある「竹棚田」で、「日本の棚田百選」にも名を連ねている。

この東峰村を含む朝倉郡は先の九州豪雨で大きな被害を受け、現在も復興途中にあるのだが、これら命を繋ぐ営みが変わらず続けられている事にはどれほどの力尽くしがあったことだろう。

この梅雨が実りのためだけの雨でありますように。

 

その②「神社」

宗教的な素養はさっぱりなのだが、神社・仏閣・仏像は大好物である。

特に深く山に分け入った先にある神社にはとても心惹かれるものがあり、膝と股関節にトラブル持ちの身であっても、呼ばれるままに馳せ参じてしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



こちらは東峰村の国指定重要文化財でもある岩屋神社本殿を含む、耶馬・日田・英彦山国定公園「岩屋公園」での撮影。

ほんの一部であり、入り口付近をウロウロしただけに過ぎないが、どの風景も身に染みるものだった。